富岡製糸場は、絹糸工場であり日本の近代化に貢献するとともに、絹産業の技術革新などに大きく関わった施設です。
もとは官営工場として、明治政府が国を挙げて行った政策をもとに建てられた工場です。明治5年に開場したのちに民営化し、昭和62年まで操業していました。
30年ほど前まで稼働していた富岡製糸場は、2007年に富岡製糸場と絹産業遺産群として世界遺産の暫定リストに記載されました。7年後の2014年に世界遺産に登録されました。
アクセス
富岡製糸場は、群馬県の富岡市にあります。アクセスの方法としては、JRで高崎駅まで行き、そこから上信電鉄で上州富岡駅まで行きます。そこから徒歩12分ほどのところです。
浦和 9:49~高崎 11:15
1時間30分ほどで高崎駅に到着します。
高崎 11:23~上州富岡 12:00
乗り換えは駅の看板に書いてあるため、迷わず行けます。上信電鉄は1時間に1本ほどなので乗り遅れないようにしましょう。乗り換え時間は10分ほどあるので大丈夫です。
カラフルな車両に乗って上州富岡まで向かいます。
途中電車はそれなりに揺れました。40分ほどで着くのでそこまでこたえませんでしたが、あんまり乗り心地はよくなかったような。
上州富岡に到着です。
駅から富岡製糸場
駅からは徒歩12分ほどです。駅員さんから地図をもらえるのでそれに沿って行きます。
富岡製糸場までは道は単純で、下の写真のように歩道にも案内があります。
平日であったためか、特に混んでいる様子もありませんでした。
富岡製糸場に到着
富岡製糸場に到着しました。写真で見るようなレンガつくりの建物には、白い扉が等間隔に並べられています。
場内は有料施設のため、詳細は省きます。
内部は広く、木の枠組みを利用しそれにレンガを積み上げたつくりになっています。これは、日本の木造建築と西洋のレンガ建築の融合であり、これらの建造方法も世界遺産選定の理由の一つだそうです。
明り取りのために当時では珍しいガラスが用いられました。
他にも見学箇所はあります。見学時間はおよそ1時間。ゆっくり見るとすると、1時間30分ほどかかります。
見学時は、場内でたくさん歩きます。階段のところや段差があるところもあるので注意してください。夏場は特に熱中症等に気を付けましょう。
まとめ
日本近代化の遺産である富岡製糸場の見学に行きました。富岡製糸場はレンガ造りの歴史ある建物であり、日本の絹糸文化のは発展の地として大きく役立ちました。
今年はコロナの影響もあり、観光客数は減っているそうです。気軽に行ける世界遺産として、皆さんもぜひ訪れてみてください。