こんにちは。
サチルです。
4日目(8月13日)、岡山の天気は良く、車窓の眺めもいいですが、九州の南には台風10号が接近中。
そこである決断をします。
岡山を出発
この日も始発で出発です。
岡山駅を5:15に出発する列車で、糸崎まで向かいます。
糸崎で岩国行きに乗り換え、岩国で新山口行きに乗ります。徐々に九州が近づいてきます。
スマホで天気情報を調べる
列車に乗っている間も、台風の情報を調べていました。このとき、九州、西日本に向け、台風10号が接近中でした。
予定では、この日の目的地は人吉で、そこで泊まった後、次の日に西大山まで行く予定でした。西大山について日は鹿児島で1泊し、次の日(8月15日)に飛行機で東京に戻る予定でした。
運休情報が発表
なんとこの時点で14日・15日の列車の運休、飛行機の欠航の可能性が出てきました。
このままでは、数日鹿児島か熊本で足止めを食らうかもしれない、そう思えてきました。
旅行を中止
広島を過ぎたあたりで、この日に帰る決断をしました。
大変残念です。特にこの旅行は、青春18きっぷで移動する5日分と前後の宿泊を含むと、最低6日以上、出来れば7日以上の連続休みが必要になります。
このような休みはなかなか取れません。また、体力的にもそれなりにきつい旅行です。できれば一発で稚内から西大山まで乗り通したいという気持ちもあります。しかし、自然にはやはり適わないです。今回は残念ですが、このように決断しなければなりませんでした。
決断できた理由は、15日にほぼ確実に列車が運休しそうなこと、帰りの飛行機の払い戻し手数料が無料であったことがあります。人吉と鹿児島のホテル代はもったいないですが、命には代えられないので帰京を決断しました。
さて、それではどこからどうやって帰るか、問題が発生しました。
帰京方法を模索
決断をしたとき、広島付近を走行中であったため、帰る方法がいくつかありました。
この日の列車の運休はなかったため、博多まで行くことも選択肢に入れました。
山陽新幹線で帰ることですが、今まで、列車ばかり乗ってきたので、新幹線で帰らなくてもいいな、と思いました。
広島or岩国空港から帰る方法ですが、これは飛行機の便数が少なく当日券が買えるか不明であること、市街地から空港までが遠いことを考慮し諦めました。
そこで、博多まで行き、福岡空港から帰ると決めました。この日の列車の運休がないため、博多までは何とか行けそうでした。
福岡空港であれば、東京までの飛行機も多く飛んでいるため当日でも帰れるだろうと予測しました。
また、北海道から九州までの日本縦断の目標も達成(中途半端ですが)できそうなので福岡空港からのルートで帰ることにしました。
九州上陸
新山口で乗り換え、下関でも乗り換え、関門海峡を渡り九州に上陸しました。
小倉に到着しました。ここで博多まで青春18きっぷを使って移動してもいいのですが、早めに福岡空港に着きたいと思い、小倉~博多間は新幹線を利用することにしました。
福岡空港で博多ラーメンでも食べて旅を締めたいと思います。
新幹線で博多へ
新幹線で小倉から博多まで15分ほどで着きます。青春18きっぷを利用して移動した場合は4倍以上、1時間以上かかります。
博多駅に到着しました。
JR西日本 山陽新幹線 小倉~博多 2,110円(2020年5月現在)
福岡空港から羽田空港へ
福岡空港に到着しました。
この日はとても暑かったです。
空港内で博多ラーメンを食べます。
無事に羽田空港に到着しました。
残念ですが今回の青春18きっぷの旅はこれで終わりです。
余った1回分については後日使用します。
まとめ
日本最北端の稚内駅から出発し、本来は最南端の西大山駅まで行く予定でしたが、台風の進路を考慮し、九州の小倉までの旅となりました。
この旅行では日本が南北に長いことを実感できました。初日の稚内は寒く、もう少し着込んでくればよかったと思うくらいでした。
一方、4日目の福岡では暑くて外に出るのも嫌になるほどでした。このような急激な気温差を体感できたのも今回の旅ができたからです。
旅をすることで日本を体感できました。
今回は非常に残念ですが、ここで終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。